1巻あらすじ
一九六六年、父の仕事で転校を繰り返してきた西見薫は、長崎県佐世保の高校でも他人と距離を置こうとする。屋上へ続く坂道で、不良と恐れられる川渕千太郎と出会い、幼なじみの迎律子がいるレコード店の地下室へ連れて行かれる。クラシックピアノしか弾いてこなかった薫は、千太郎のドラムに触発され、ジャズの即興演奏を始める。『モーニン』を合わせる時間だけは、言葉にできない苛立ちや喜びを対等にぶつけられる。薫は律子へ惹かれるが、彼女の視線は千太郎に向き、千太郎も家族や出生への複雑な思いを抱える。恋のすれ違いと家庭の事情で三人が離れても、セッションは相手の変化を聴き取る場所になる。坂の多い町と時代の音楽を背景に、孤独な高校生たちが友情と自分の居場所を見つける青春劇。
メディア化
TVアニメ
2012年
実写映画
2018年坂道のアポロン(実写映画)
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