あらすじ
一九四五年の広島で、中岡元は戦争に反対する父・大吉と家族のもと、空腹に耐えながら暮らしていた。非国民と責められても、父は戦況を疑い、子どもたちへ麦のように強く生きろと語る。八月六日、登校途中の元を閃光と爆風が襲い、町は火に包まれる。倒れた家から家族を助けられないまま、元は身重の母・君江を連れて焼け跡をさまよう。水を求める負傷者、皮膚の垂れた人々、放射線によって後から発症する病が、爆撃後も暮らしを壊し続ける。食料も住居もない占領下で、闇市や差別、戦争責任を巡る対立に直面しながら、元は失った家族の記憶を抱え、残された人と生きる道を探す。
メディア化
劇場アニメ
1986年はだしのゲン2
実写映画
2007年
最新刊
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